DESIGN CAMP 2018

キャンプって、とてもワクワクしますよね。テントを張ったり、火を起こしたり、虫の声を聴きながら、寝袋にくるまったり。キャンプが楽しいのは、私たちが本来持っている感覚や本能を呼び起こしてくれるからではないでしょうか。

デザイン・キャンプには、3人の講師がやって来ます。各講師は、朝の出題から、その日の夜まで皆さんと一緒に過ごします。皆さんは、各講師の出題に自分なりのデザインで応え、講師から合格と認めれれば、その日が終わります。毎日やってくる3人の講師から、無事合格と認めてもらうことができるでしょうか。

キャンプサイトである常滑は名古屋都市圏内にあり、古くから窯業で栄えてきた街で、堀口捨己による秀作も現存しています。一方、近くには中部国際空港が完成し、古さと新しさが混じるゆえの可能性と課題があります。この夏、皆さんの参加を心からお待ちしています。

募集フォームへ

全体テーマ

コンタクト・シティ

スマートフォンやSNSなどの情報技術の発展により、人々の物理的空間での暮らしは自己で完結する方向へとますます進んでいます。一方で、魅力的な都市には、自分が予想しない何かとの出会いにあふれています。コンパクト・シティーからコンタクト・シティーへ。そこへ寄与するデザイン的な回答を、3名の講師の課題を通して探ります。

ミッション

常滑の
何かを「倍にする」

各分野の第一線で活躍されている講師が1日1人講師として密着し、まちの何かを「倍にする」というシンプルかつ奥深い視点から課題を提出します。

講師

南雲勝志Katsushi Nagumo
デザイナー/ナグモデザイン事務所主宰/GS
1956年新潟県六日町生まれ。永原浄デザイン研究所を経て、1987年ナグモデザイン事務所設立、代表。公共空間における施設デザインから家具、プロダクトデザインなどさまざまな領域を通して社会やまちづくりにおけるデザインの可能性を探る。2004年には「日本全国スギダラケ倶楽部」を設立し、木の文化を広げる活動を全国で展開。2012 グッドデザイン賞 復興デザイン賞(ヤタイ広場/大槌)、2014 土木学会デザイン賞 最優秀賞(日向市駅及び駅前周辺地区デザイン)、2014 グッドデザイン賞金賞(秋田駅西口バスターミナル)など、受賞歴多数。
1日目
石川初Hajime Ishikawa
ランドスケープデザイナー/慶應義塾大学教授
1964年京都生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業。建設会社で設計実務に携わったのち、2015年より大学教員として研究・教育を行っている。GPS地上絵師。著書に「思考としてのランドスケープ 地上学への誘い」(LIXIL出版、2018年)「ランドスケール・ブック 地上へのまなざし」(LIXIL出版、2012年)など。「今和次郎『日本の民家』再訪」(平凡社、2012年、瀝青会として共著)にて、日本建築学会著作賞、日本生活学会今和次郎賞。
2日目
水野祐Tasuku Mizuno
法律家
弁護士(シティライツ法律事務所)。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(リーガルデザイン・ラボ)。グッドデザイン賞審査員。その他、FabLab Japan Networkなどにも所属。IT、クリエイティブ、まちづくり等の先端・戦略法務に従事しつつ、行政や自治体の委員、アドバイザー等も務めている。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート)、『オープンデザイン参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』(オライリー・ジャパン、共同翻訳・執筆)など。
3日目

募集要項

募集フォームへ

アーカイブ

TOKONAME